第55回定期総会及び役員会の開催
新執行部選任、商工連携や若手人材育成支援強化を議決
当協会は、5月27日に第55回定期総会を開催し、役員の改選期に当たり、新理事を選任し、引き続き開催された理事会において、理事長に株式会社マツミ社長坂井一嘉氏を再任し、3人の副理事長も再任した。「産地企業との商工連携や若手人材育成支援」を従来以上に強化する内容を盛り込んだ「R1年度事業計画」を満場一致で採択した。 坂井理事長は、会員企業に対し日頃より卸商が行う様々な事業に対する理解と協力に対する感謝の意を表した。続いて令和元年にちなんで平成の30年間の繊維業界を振り返り合繊メーカーの衰退や原糸生産からの撤退等激動の時代であり、各繊維産地の生産量の縮小が進み当協会でも会員企業が約半数に減少した。昭和、平成、令和と格段に変化のスピードは上がり経営資源をどこに置くのか判断が難しい時代になってきた。厳しい環境が続いている中で、我々産元商社がリード役になってこの難局に立ち向かい、福井産地復権のためにベストを尽くしたいと挨拶した。又、アメリカのトランプ新大統領の政治外交運営や欧州・東アジアの政局の不透明感など先行きが読めない経済環境について懸念を示しつつ、こういった時こそ我々産元商社がリード役になってこの難局に立ち向かい、福井産地復権のためにベストを尽くしたいと挨拶。同時に、当協会の諸事業に積極的に参加するように要請した。 最後に坂井理事長は「産元商社が産地をリードする気概で卸商協会が情報収集や連携強化に取り組む事、また、若手の人材育成や商工連携の強化、若手の組織「ITOMO」の活動支援していく」との決意表明をし、以下議案が採択された。
1、令和元年度事業
(1)協会事業の対外発信と情報収集
(2)人材育成、特に会員企業の若手社員の交流と教育支援、国内研修の実施
(3)会員企業の国内外のビジネス拡大に対する支援や公的助成事業活用の支援
(4)産地内・他産地との交流、商工連携、異業種交流の促進
(5)行政、関係諸団体との連携と強化
(6)会館施設の維持管理
2、正副理事長及び役員は別添通り
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